東京スカイツリーが完成した年が、長男の30歳の誕生日だった。オープンの日が、文字通り彼の誕生日なので印象が強い。それと当時は隣駅近くに住んでいたので散歩道であり、完成したら観光客がいる中で、施設内のスーパーに特売品を買いに行ったりもしていた。
　長女の結婚式は浅草ビューホテルで、前泊して窓から眺めたスカイツリーも新鮮だった。初めて両親と姉と4人で一緒の部屋に泊まり楽しい思い出だったが、2か月後に母が亡くなった。
　さて、写真整理をしていたら建築中の写真などが出てきたが、お気に入りの2枚を紹介します。一枚目は北千住にある東京芸大から見たスカイツリー。

もう一枚は東武線のガード下から見たスカイツリー。当時は業平橋駅（現東京スカイツリー駅）だが、浅草に少し進んだ所から見上げた。今住んでる団地のベランダから、晴れた日には新宿都庁の向こうに、ピョンと飛び出したスカイツリーが見える。細い細い天に向かう線だが、私の頭では大きなスカイツリーが描かれている。